ステンレス鋼製小物へのレーザー印字事例

材質
ステンレス製鋼製小物各種
仕様
・QRコード等のマーキングが可能です ・印字場所、記載内容などお好みでカスタムマーキングできます

製品詳細 ABOUT

鋼製小物へのレーザー印字事例

医療の現場で毎日使われている鋼製小物へのレーザー印字が可能です、医療器具である鋼製小物へのレーザー印字の需要は、主に医療安全の向上と業務効率化という2つの大きな側面から高まっています。

●医療機器の個体識別とトレーサビリティの確保
UDI(Unique Device Identification)規制への対応
米国FDAを皮切りに、EU諸国でも医療機器の個体識別を義務付けるUDI規制が導入されています。これは医療機器のサプライチェーン全体におけるトレーサビリティを確保し、リコール対応の迅速化、偽造品対策、医療過誤の防止などを目的としています。鋼製小物もこの対象となるため、個体ごとに識別可能な永久的なマーキングが不可欠です。レーザー印字は、剥がれたり消えたりすることなく、耐久性の高いマーキングを可能にします。

 

●手術器具の個別管理
手術処置用鋼製小物は、繰り返し洗浄・滅菌されるため、表面に貼られたラベルやインク印字では耐久性が不足します。レーザー印字は、これらの過酷な環境下でも印字が劣化しにくく、個々の器具の正確な使用履歴(使用回数、洗浄・滅菌履歴など)を追跡することで、品質維持や交換・発注タイミングの最適化、セット組みの効率化、在庫管理、紛失・盗難防止に貢献します。

 

●医療機関内の運用
病院内での器具の取り間違い防止や、患者に使用した器具との紐付け、インシデント・アクシデントの減少に貢献するため、鋼製小物への識別コードの印字が強く求められています。特に、2次元シンボル(QRコードなど)は、より多くの情報を格納でき、自動認識による効率的な管理を可能にします。

 

●印字品質と耐久性への要求
洗浄・滅菌プロセスへの耐性
鋼製小物は、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌)や薬液消毒など、非常に厳しい洗浄・滅菌プロセスに繰り返し曝されます。このため、印字はこれらの処理に耐え、コントラストが低下したり薄れたりしない恒久的なものである必要があります。レーザー印字は、表面の酸化膜を利用した黒色マーキングや、表面を微細に彫り込む方式などがあり、高い耐久性を実現します。

 

●衛生面・安全性
医療器具は人体に直接触れるため、印字による異物発生や表面の凹凸が組織損傷を引き起こすリスクは極力排除されなければなりません。レーザー印字は非接触で、表面を滑らかに保ちつつ印字できるため、この要求に応えられます。インクや染料のマークは汚染やアレルギー反応の可能性があり、剥がれて患者の体内に残留するリスクがあるため、レーザー印字が好まれます。

 

●微細印字のニーズ
鋼製小物の中には非常に小さいものもあり、限られたスペースに正確かつ読み取り可能な情報を印字する必要があります。レーザーマーカーは、細微な文字や2次元コードの印字にも対応し、小型器具へのトレーサビリティ確保に貢献します。